
羅生門
RASHOMON
災害と飢饉に荒廃した平安京。雨の降りしきる夕暮れ、仕える主人を失った下人は、行き場も明日の暮らしもなく、朽ち果てた門の下で立ち尽くしています。盗人になるか、飢えて死ぬか――追い詰められた彼は、善悪の境目で迷い続けます。
やがて下人は、死人が捨てられた門の楼上に、不気味な灯火を見つけます。そこにいたのは、屍骸から髪を抜く老婆でした。恐怖と嫌悪に突き動かされ、老婆を問い詰める下人。しかし、荒廃した世界で生き延びるために人々が選ぶ行動を目の前にしたとき、彼の信念と決意は大きく揺さぶられていきます。短い物語の中に、極限状態の人間心理、正義の脆さ、そして生きるための選択が鋭く描かれます。
Language
ja
Duration
~6 minutes (6K characters)
Release date
Nov 1, 1999
Rights
Public domain in the USA.

1892–1927
A master of the modern Japanese short story, he transformed legends, history, and everyday life into sharply psychological tales. His best-known works, including “Rashōmon” and “In a Grove,” continue to shape literature and film worldwide.
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